<最後の電車の旅>
今日は電車でフィレンツェへ。イタリア最後の電車の旅になる。最終日はフィレンツェ観光だ。
エスプレッソマシンで入れてもらったカプチーノを飲んで、ホテルの朝食をお腹いっぱい食べ、駅へと向かう。
今日の電車の乗り換えは、とてもややこしいらしい。
ホームが違うので、大きなスーツケースを持って、階段を上り下りしなければならず、しかも時間が短いらしい。イタリアの電車はいつ来るのか予想がつかない。掲示板もギリギリにならないと変わらないし、シェフだけなら良いが、大きなスーツケースを持った私がいるので、とっても不安らしかったが、 電車のドアが開いたと同時に私も猛ダッシュで乗り換えし、何とか成功。昼前にはフィレンツェに着くことが出来た。
エスプレッソマシンで入れてもらったカプチーノを飲んで、ホテルの朝食をお腹いっぱい食べ、駅へと向かう。
今日の電車の乗り換えは、とてもややこしいらしい。
ホームが違うので、大きなスーツケースを持って、階段を上り下りしなければならず、しかも時間が短いらしい。イタリアの電車はいつ来るのか予想がつかない。掲示板もギリギリにならないと変わらないし、シェフだけなら良いが、大きなスーツケースを持った私がいるので、とっても不安らしかったが、 電車のドアが開いたと同時に私も猛ダッシュで乗り換えし、何とか成功。昼前にはフィレンツェに着くことが出来た。
<ちょっといいホテル>
この旅で何度も来た「サンタマリアノべッラ駅」、何だか懐かしく思う。
最後のホテルは駅近くのちょっとだけいいホテルを取ってもらった。バスタブが付いてる。
チェックインまでまだ時間はあるが荷物だけでも預かってもらおうと、ホテルへ向かった。シェフは最後のチェックインを私にさせたかったみたいで、私を先に行かせた。
上品なホテルのおじいちゃんは、私が名乗っただけで「ニコッ」と笑い、それだけでチェックインが済んでしまった。まだ早いが部屋に入ってもいいらしい。
シェフが名前を書いている間、ホテルのおじいちゃんは私に飴をくれた。「なるほど、子供と思ったのか・・・。」
最後も結局、シェフの隣でチェックインしている雰囲気だけ味わった。
バスタブ付きのちょっといい部屋に荷物を置いて早速、フィレンツェ観光に出かけた。
最後のホテルは駅近くのちょっとだけいいホテルを取ってもらった。バスタブが付いてる。
チェックインまでまだ時間はあるが荷物だけでも預かってもらおうと、ホテルへ向かった。シェフは最後のチェックインを私にさせたかったみたいで、私を先に行かせた。
上品なホテルのおじいちゃんは、私が名乗っただけで「ニコッ」と笑い、それだけでチェックインが済んでしまった。まだ早いが部屋に入ってもいいらしい。
シェフが名前を書いている間、ホテルのおじいちゃんは私に飴をくれた。「なるほど、子供と思ったのか・・・。」
最後も結局、シェフの隣でチェックインしている雰囲気だけ味わった。
バスタブ付きのちょっといい部屋に荷物を置いて早速、フィレンツェ観光に出かけた。
<フィレンツェでランチ>
最後のランチはピッツァだ。ピッツェリアで売っているどこかで焼いて持ってきている、道端で気軽に食べる
ピッツァではなく、焼きたてのピッツァを食べるため、リストランテに入った。
オープンスペースで食べようと少し待ったが、席が空かず中へ。
早速「ピッツァマルゲリータ」と野菜を取るため「カブのソテー」を注文する。
カブのソテーをカメリエーラが持って来てくれたとき、思っていたイメージと違っていて「ほうれん草」にしか
見えなかったので、「スピナーチ?(ほうれん草?)」と言ったら、「rapa!(かぶ!)」と言われてしまった。裏に帰ったでカメリエーラが「ほうれん草か?って言われたわ~!」って他の人に言っているのが聞こえてきてた。何か嫌な感じがしたけど、ピッツァは美味しかった。
ピッツァではなく、焼きたてのピッツァを食べるため、リストランテに入った。
オープンスペースで食べようと少し待ったが、席が空かず中へ。
早速「ピッツァマルゲリータ」と野菜を取るため「カブのソテー」を注文する。
カブのソテーをカメリエーラが持って来てくれたとき、思っていたイメージと違っていて「ほうれん草」にしか
見えなかったので、「スピナーチ?(ほうれん草?)」と言ったら、「rapa!(かぶ!)」と言われてしまった。裏に帰ったでカメリエーラが「ほうれん草か?って言われたわ~!」って他の人に言っているのが聞こえてきてた。何か嫌な感じがしたけど、ピッツァは美味しかった。
<クーポラに登る>
初日のフィレンツェ観光の時、日曜で入れなかった「クーポラ」に登ることに。
フィレンツェのドゥオーモはシエナよりも大きくて、天井も高く華やか。そして観光客でいっぱいだ。
しばらく上ばかり見て歩き回っていて、気がついたらシェフがいない。その場で辺りを見回してもいない・・。
シェフは慌てている私を隠れて見ていたらしく、すぐに出てきてくれたけど、私はガチガチに固まっていた。
シェフ、海外での置き去りは、数秒でも想像以上に辛いですよ。
クーポラの入り口前には長蛇の列が出来ていて、結構な日差しの中、30分ほど並んだ。やはりフィレンツェ。
ましてや有名なクーポラなので、日本人観光客も多い。
これから狭い石段が400段ぐらいあるらしいが、私は「大丈夫!」と強がった。
グルグルと狭い階段をかなり登ったと思った時、下で見上げていた天井画が近くで見られる場所があった。
天井画の地獄の様子に見入ってしまった。日本のお寺で見た「地獄絵巻」を思い出した。
途中、降りて来る人とすれ違いながら、展望台に到着。フィレンツェ独特の赤レンガ色の街を一望できた。
ここまで登った達成感が気持ち良かった。
シェフと2人、この旅最後のイタリアらしい景色をゆっくり堪能した。
帰りも急で、狭くなっている所があって結構大変だった。
フィレンツェのドゥオーモはシエナよりも大きくて、天井も高く華やか。そして観光客でいっぱいだ。
しばらく上ばかり見て歩き回っていて、気がついたらシェフがいない。その場で辺りを見回してもいない・・。
シェフは慌てている私を隠れて見ていたらしく、すぐに出てきてくれたけど、私はガチガチに固まっていた。
シェフ、海外での置き去りは、数秒でも想像以上に辛いですよ。
クーポラの入り口前には長蛇の列が出来ていて、結構な日差しの中、30分ほど並んだ。やはりフィレンツェ。
ましてや有名なクーポラなので、日本人観光客も多い。
これから狭い石段が400段ぐらいあるらしいが、私は「大丈夫!」と強がった。
グルグルと狭い階段をかなり登ったと思った時、下で見上げていた天井画が近くで見られる場所があった。
天井画の地獄の様子に見入ってしまった。日本のお寺で見た「地獄絵巻」を思い出した。
途中、降りて来る人とすれ違いながら、展望台に到着。フィレンツェ独特の赤レンガ色の街を一望できた。
ここまで登った達成感が気持ち良かった。
シェフと2人、この旅最後のイタリアらしい景色をゆっくり堪能した。
帰りも急で、狭くなっている所があって結構大変だった。
<フレンツェのディナー>
下まで降りて来ると足がガタガタと震えていた。早速、恒例のご褒美。
近くのジュース屋さんに行って、「これは何?」とか「これください」と言って自分で買ってこれた。
飲み終わったカップを持って店に行き、「プラスチックのごみ箱はとこですか?」(シェフにその場で教えてもらったので、合っていたか解らないが)と言って、カップを渡せてちょっと満足。
それからお土産を買うことに。スーツケースの重量が気になってしまって重いものだとちょっと躊躇しながら、
イロイロと買い込んだ。一度ホテルに戻り、お土産を置いて最後のディナーへ。
ホテルの人に場所を聞いてお店を捜しに出掛けることにした。
シェフと共にフィレンツェの街を歩く。シェフは地図を見ながら。私は辺りを散策ながら、頑張って歩く。
途中、薬局等で聞いてみるがよく解らないみたいで、地図の場所だと思われる辺りをグルグルと回って
たどり着いた所は「学校」みたいなとこだった。
隣のホテルに聞くと、なんと店の名前も場所も違うらしい。ここでしっかり教えてもらうことができて良かった。
とても有名な店で、開店もちょっと遅いらしい。店の前に着くとまだ準備中だったので、置いてあるベンチに
座ってしばらく待った。辺りはもう真っ暗になっていた。
開店と同時に入ったのに、広い店があっという間に満席になった。店の中は外より暗くて、まるで「クラブ」みたいだ。行ったことはないけど、たぶんこんな感じたろう。
狭い席に向かい合わせで座っているのに、シェフの顔も見えない。店にはモニターがあって、厨房の様子が見ることが出来たり、ちょっと変わったお店だった。 お料理はみんな美味しかったと思うけど、暗くて何だか良く解らなかった。
帰り道、夜のドゥオーモへ立ち寄る。昼間とは違い、幻想的。 2人で写真を撮り、最後のイタリアを充分に楽しんでホテルに帰った。
近くのジュース屋さんに行って、「これは何?」とか「これください」と言って自分で買ってこれた。
飲み終わったカップを持って店に行き、「プラスチックのごみ箱はとこですか?」(シェフにその場で教えてもらったので、合っていたか解らないが)と言って、カップを渡せてちょっと満足。
それからお土産を買うことに。スーツケースの重量が気になってしまって重いものだとちょっと躊躇しながら、
イロイロと買い込んだ。一度ホテルに戻り、お土産を置いて最後のディナーへ。
ホテルの人に場所を聞いてお店を捜しに出掛けることにした。
シェフと共にフィレンツェの街を歩く。シェフは地図を見ながら。私は辺りを散策ながら、頑張って歩く。
途中、薬局等で聞いてみるがよく解らないみたいで、地図の場所だと思われる辺りをグルグルと回って
たどり着いた所は「学校」みたいなとこだった。
隣のホテルに聞くと、なんと店の名前も場所も違うらしい。ここでしっかり教えてもらうことができて良かった。
とても有名な店で、開店もちょっと遅いらしい。店の前に着くとまだ準備中だったので、置いてあるベンチに
座ってしばらく待った。辺りはもう真っ暗になっていた。
開店と同時に入ったのに、広い店があっという間に満席になった。店の中は外より暗くて、まるで「クラブ」みたいだ。行ったことはないけど、たぶんこんな感じたろう。
狭い席に向かい合わせで座っているのに、シェフの顔も見えない。店にはモニターがあって、厨房の様子が見ることが出来たり、ちょっと変わったお店だった。 お料理はみんな美味しかったと思うけど、暗くて何だか良く解らなかった。
帰り道、夜のドゥオーモへ立ち寄る。昼間とは違い、幻想的。 2人で写真を撮り、最後のイタリアを充分に楽しんでホテルに帰った。
<帰国>
今日は空港へ向かう日、いよいよ帰国する。
昨晩は久々のバスタブ入浴でゆっくりすることが出来た。
朝食も充実していたので、お腹いっぱい食べた。
ホテルを出て、スーツケースをガラガラ引きながら歩く。お土産の分、行きよりも重い。
教会近くのインフォメーションで空港までのバス乗り場等を教えてもらった。これで慌てることもなく、空港へ向かうことが出来る。準備万端で安心、やっぱり頼もしい。
見慣れたサンタマリアノべッラ駅を眺めながら、バス乗り場までガラガラと歩く。階段は大変だ。
途中の店先に種が沢山売っていて、「糸杉」の種を買った。大きく育ててイルグラッポロへ来てくださるお客様の目印になれば素敵だ。いつか「駐車場の入り口に大きな糸杉が見えてきます」と、言える日が楽しみだ。
(※フォトギャラリーに「糸杉」の成長記録写真を公開中です)
この旅で、沢山のイタリアを感じることが出来た。イルグラッポロに来てくださるお客様に、私が感じたイタリアを、私なりに伝えることができるように、これからもお店で働いてもらっているスタッフさんと一緒に、
私も頑張って働きたい。
新婚旅行としての旅。とても楽しかった。この旅で、いろんなシェフを見ることができた。
シェフは優しく、強く、頼もしい。全力で私を大切に思ってくれるシェフと結婚が出来て、日々幸せを感じている。この旅で、またシェフを好きになった。
昨晩は久々のバスタブ入浴でゆっくりすることが出来た。
朝食も充実していたので、お腹いっぱい食べた。
ホテルを出て、スーツケースをガラガラ引きながら歩く。お土産の分、行きよりも重い。
教会近くのインフォメーションで空港までのバス乗り場等を教えてもらった。これで慌てることもなく、空港へ向かうことが出来る。準備万端で安心、やっぱり頼もしい。
見慣れたサンタマリアノべッラ駅を眺めながら、バス乗り場までガラガラと歩く。階段は大変だ。
途中の店先に種が沢山売っていて、「糸杉」の種を買った。大きく育ててイルグラッポロへ来てくださるお客様の目印になれば素敵だ。いつか「駐車場の入り口に大きな糸杉が見えてきます」と、言える日が楽しみだ。
(※フォトギャラリーに「糸杉」の成長記録写真を公開中です)
この旅で、沢山のイタリアを感じることが出来た。イルグラッポロに来てくださるお客様に、私が感じたイタリアを、私なりに伝えることができるように、これからもお店で働いてもらっているスタッフさんと一緒に、
私も頑張って働きたい。
新婚旅行としての旅。とても楽しかった。この旅で、いろんなシェフを見ることができた。
シェフは優しく、強く、頼もしい。全力で私を大切に思ってくれるシェフと結婚が出来て、日々幸せを感じている。この旅で、またシェフを好きになった。
<シェフの2011イタリア渡航記>
ILGRAPPLO店内に、シェフ目線でこの旅を綴った渾身の作品”2011イタリア渡航記”が置いてあります。
このアルバム、沢山の写真とチケットやレシートなどにシェフの気持ちが書いてあり、私の為に作ってくれたそうです。
シェフの新婚旅行満喫っぷりや、初イタリアでチビッた私のことなども書いてあります。
ご来店の際には、ぜひゆっくりとテーブルでご覧になりながら、お楽しみください。
この渡航記と合わせてみるとまた違った目線で、面白いと思います。
イタリア料理 IL GRAPPOLO(イル グラッポロ) 住所:三重県津市博多町5-52 TEL&FAX:059-222-8820